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精英電脳、提携先工場に工事中止命令


ニュース 電子 作成日:2008年8月14日_記事番号:T00009547

精英電脳、提携先工場に工事中止命令

 
 マザーボード大手の精英電脳(ECS)が38%出資する興英科技が、中国広東省深圳市に建設している工場に、当局から税務上のトラブルで工事中止を命じられていたことが分かった。14日付電子時報が伝えた。

 精英電脳は「興英科技の個人株主と中国当局の間での問題であり、精英電脳にはいかなる関係もない」として、法的手段で出資額の1,900万米ドルを取り戻す方針を示した。マザーボード生産の影響について精英電脳は、興英科技に一方的に提携関係を打ち切られたため、他の系列メーカーに発注先を切り替えたと説明した。

 華南地区には精英電脳の委託生産拠点が4社あるが、プリント基板の宝訊電子廠、マザーボードの鑫茂科技、デスクトップパソコン組み立て業者の精茂科技はいずれも全額出資子会社。今回問題となった興英科技は2006年に出資していた。