ニュース 医薬 作成日:2021年4月9日_記事番号:T00095483
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の荘人祥・報道官は8日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの自費での接種を、海外への出境者を対象に、早ければ4月末にも開始すると述べた。5,000~1万回分を提供する予定だ。9日付自由時報などが報じた。
英アストラゼネカ(AZ)製のワクチンについて欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)が7日、接種後にごくまれに血栓が発生する可能性があると発表した。これに対し指揮センターは、専門家会議で検討した結果、接種の予防効果がリスクを上回ると判断し、台湾では接種を継続すると表明した。避妊薬やホルモン剤を服薬している場合、服薬中断の28日後に接種すべきと提言した。
荘・報道官は同日、台湾でアストラゼネカ製ワクチン接種5日後にあざのような斑点ができた20代男性の報告があったが、血液凝固検査の数値は正常で、血栓ではないと認定したと説明した。男性は医療機関で治療後、回復した。
台湾でワクチン接種を開始した3月22日から4月8日までの接種人数は2万75人で、副反応があったのは累計85件だった。
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