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台湾農民党、王金平氏は結党大会欠席


ニュース 政治 作成日:2007年6月7日_記事番号:T00000955

台湾農民党、王金平氏は結党大会欠席

 中国国民党(中国国民党)の支持基盤である農会(農協)、漁会(漁協)の政治勢力が15日に開く「台湾農民党」の結党大会に、国民党籍の王金平立法院長や台湾省農会幹部らが出席しないことが明らかになった。

 農民党は王院長に近い勢力が結党に加わっていると伝えられたが、王院長の側近は6日、高雄県農会を訪れ、「農民党の結党が王院長の迷惑とならないよう希望する」と申し入れた。これに対し高雄県農会の蕭漢俊総幹事は、「結党大会に著名人は出席せず、小市民が中心になる」と述べた。

 また、農民党の行動綱領によれば、同党は他政党の党員による入党を拒まず、党主席も置かない。また、党費も徴収しないなど、緩やかな政治団体を目指す姿勢を前面に出している。

 一方、国民党は当面推移を見守る姿勢だが、「農民党の運営が順調に行けば、総統選挙で国民党の動員力が削がれることになる」(国民党幹部)と警戒感も高まっている。