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パンダ受け入れは台北に決定、早ければ10月に


ニュース 社会 作成日:2008年8月15日_記事番号:T00009553

パンダ受け入れは台北に決定、早ければ10月に

 
 中国が台湾に寄贈を予定している2頭のパンダ「団団」と「円円」の受け入れ先として、行政院農業委員会(農委会)が台北市立動物園の選定を決めた。早ければ10月にパンダを迎え入れられる見通しだという。15日付経済日報が報じた。

 農委会によると、パンダは商業目的で輸入することはできず、まず飼育能力を証明するための審査を行った上で、中国に輸出許可を申請しなければならない。台北市立動物園のほかに、大手テーマパークの六福村動物園(新竹県)がパンダの受け入れを申請していたが、「医療設備」と「教育・学術研究計画」の面で不十分と判断したという。

 六福集団の荘秀石総裁は、「六福村は今後、いかなる公共事業にもかかわらないし、これを機に台湾市場から撤退し、東南アジアなど海外市場に注力する」と無念を表明した。