ニュース 商業・サービス 作成日:2021年4月14日_記事番号:T00095562
新型コロナウイルス感染症対策を講じ、観光客の往来を再開する「トラベルバブル」の枠組みによるパラオ団体旅行ツアーの旅客便を運航する中華航空(チャイナエアライン)は13日、17日発の便を予約した旅客はわずか2人のため、運航を取り消すと旅行会社に通知した。先日、航空券を5,000台湾元(約1万9,000円)値下げし2万元としたが、申し込みにつながらなかったようだ。14日付中国時報などが報じた。
パラオ旅行参加者が帰台後に医療機関を受診した際、全民健康保険カードで出入境歴が分かり、外出制限「居家検疫」を求められたトラブルがあった。荘・報道官は、パラオ旅行と表示されるはずと語った(13日=中央社)
中華航空によると、トラベルバブルの枠組みによるパラオ団体旅行ツアーの便は、1日の第1便の出発からこれまでに計4往復を運航し、総座席1,264席に対して旅客は332人で、搭乗率は約26%だった。
報道によると、第1便は約100人が参加したが、企業の視察や社員旅行、旅行会社やメディアが7割以上を占め、純粋な観光客は約20人だった。第2便、第3便の参加者は十数人、第4便は41人だった。
パラオ旅行から帰台後、最初の5日間は、毎日の行動や接触者を記録するなど、強化版の「自主健康管理」措置(手洗い、外出時のマスク着用、公共の場所への出入り自粛など)が求められ、5日後の検査で陰性が確認できれば、残り9日間は従来通りの自主健康管理となる。旅行会社は、帰台後の自主健康管理が厳しすぎ、集客が難しいと指摘した。
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は14日、帰台後の最初の5日間も、従来通りの自主健康管理に変更すると発表した。帰台から5日後の検査は引き続き実施する。
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