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コスタリカと断交、黄外交部長が辞意表明


ニュース 政治 作成日:2007年6月7日_記事番号:T00000956

コスタリカと断交、黄外交部長が辞意表明

 中米のコスタリカは台湾時間の7日朝、中国との国交樹立、台湾との断交を発表した。

 外交部は「中国の脅しと利益誘導の結果だ」と遺憾の意を表明。即日同国との外交関係およびあらゆる協力計画を停止すると発表した。また、黄志芳外交部長は引き止め工作が実を結ばなかったとして辞意を表明したが、陳水扁総統は慰留する考えを示した。国民党政権時代に外交部長を担当した蒋孝厳立法委員は、「今後、断交のドミノ現象が起きるかもしれない」と懸念を表明した。

 コスタリカは中米の南端に位置し人口432万人。1944年に中華民国と国交を樹立し、60年以上の外交関係があった。同国との断交によって台湾が正式な外交関係を持つ国は24カ国となった。