ニュース 金融 作成日:2021年4月16日_記事番号:T00095611
金融監督管理委員会(金管会)は15日、損害保険会社の富邦産物保険(富邦インシュアランス、富邦産険)と米チャブがワクチン接種後に生じた副反応の治療のための入院費などを補償する保険の販売を認可した。富邦産険は16日、法定感染症以外の感染症ワクチンも対象とする保険を発売した。チャブは2日以内に新型コロナウイルス感染症ワクチンを対象とする保険を発売するもようだ。台湾でのワクチン保険の発売は初めて。16日付経済日報が報じた。
富邦産険が発売した保険は年間保険料が228台湾元(約880円)と365元の2種類で、対象年齢は3~75歳。年間保険料が228元の商品は、ワクチン接種後14日以内に副反応が生じ、入院した場合、4日以下の入院で最大5万元、5日以上の入院で最大30万元が補償される。また、法定感染症ワクチン接種後に感染が確認され、入院した場合、最大20万元の保険金が支払われる。
チャブが発売する保険の年間保険料は226元、対象年齢は16~70歳となるようだ。ワクチン接種後の副反応により入院した場合、1日当たり3,000元、最大14日分を補償するほか、集中治療室(ICU)での治療費として3万元の保険金が支払われる。また、入院後に死亡した場合、葬儀費用として30万元が補償される。
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