ニュース 医薬 作成日:2021年4月19日_記事番号:T00095636
新型コロナウイルス感染症ワクチンの第2相臨床試験を進めている聯亜生技開発(UBIアジア)は16日、衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)の要求を上回る被験者3,874人への1本目のワクチン投与が完了したと発表した。5月中旬に被験者全員の2本目の投与が完了する見通しで、6月末に中間解析報告書をTFDAに提出し、緊急使用許可(EUA)を申請する予定だ。7月中旬にEUA取得後、台湾内外にワクチン供給を開始する見込みだ。17日付工商時報が報じた。
聯亜生技は1月末より中国医薬大学附設医院(チャイナ・メディカル・ユニバーシティー・ホスピタル、台中市)など全土12カ所の病院で新型コロナウイルス感染症ワクチン「UB-612」の第2相臨床試験を進めてきた。
台湾では新型コロナウイルス感染症ワクチンの第2相臨床試験を進めている高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)が6月末までにTFDAのEUAを取得する見通しで、進捗が最も早い。
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