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中油と中国海洋石油、共同探鉱で年内契約へ


ニュース 石油・化学 作成日:2008年8月15日_記事番号:T00009568

中油と中国海洋石油、共同探鉱で年内契約へ

 
 中台関係の緩和が進む中、台湾中油が進める中国海洋石油(CNOOC)との南日島(福建省莆田市)周辺での天然ガスの共同探鉱計画が進展を見せている。中油は同計画に対し、既に政府の同意と支持を得ており、現在最後の事務手続きを行っている最中で、年内には正式契約を結ぶとみられる。15日付工商時報が報じた。

 また経済部と行政院大陸委員会(陸委会)は14日、台湾海峡中間線上の「潮汕凹陥」での共同探鉱について、台湾中油と中国海洋石油が過去に結んだ「台潮合約」の2年間延長に同意した。「台潮合約」は5年前に両社が締結し、今年期限切れを迎える。

 当初の予測では「潮汕凹陥」の石油・天然ガス埋蔵量は3億バレルに達するとされていた。しかし中油幹部によると、第1探鉱井からは石油、ガスは確認されず、9月に第2探鉱井の掘削に入るとしている。

 また同幹部は、今後海外での中台共同探鉱も検討するとしている。