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中油定期保守、中間原料メーカーも減産・操業停止


ニュース 石油・化学 作成日:2008年8月15日_記事番号:T00009570

中油定期保守、中間原料メーカーも減産・操業停止

 
 台湾中油の第5ナフサ分解プラント(高雄市楠梓区、通称五軽)が15日から43日間の定期保守のための操業停止に入るのに伴い、同社からエチレンの供給を受ける下流の中間原料メーカーの多くが減産や操業停止を行う。市場の悪化で在庫が増加しているためとみられる。15日付経済日報が報じた。

 減産、操業停止を行うのは、▽中国人造繊維(中繊)▽台湾スチレンモノマー▽国喬石油化学(グランド・パシフィック・ペトロケミカル)▽台湾聚合化学品(USI)▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)──などだ。

 エチレングリコール生産の中繊は年産6万トンの生産ラインの一時停止を決定、スチレンモノマー製造の台湾スチレンモノマーは日産400トンの生産ラインの稼働を既に停止した。国喬石化は15日から年産13万トンの生産ラインを停止し定期保守に入る。

 ポリエチレンではUSIが日産400トンの生産ラインを停止し、台塑は林園工場の2本の生産ラインについて交代で定期保守を行う。