ニュース 社会 作成日:2021年4月23日_記事番号:T00095741
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は23日、オーストラリアで新型コロナウイルス感染が確認された中華航空(チャイナエアライン)パイロットのインドネシア籍40代男性の接触者を調査したところ、同居の家族のインドネシア籍10代男性(第1,090例)と、同僚のインドネシア籍50代男性(第1,091例)の感染を確認したと発表した。域内感染の確認発表は2月9日以来。同僚のインドネシア籍50代男性(第1,091例)の感染場所は調査中だ。聯合報電子版が伝えた。
インドネシア籍40代男性は、中華航空の貨物便のパイロットで、20日に勤務でオーストラリアに到着後、喉のかゆみがあり、現地で検査を受けて感染が確認された。21日に台湾当局に連絡があり、接触者を調査したところ、2人の感染を確認した。
同居の家族のインドネシア籍10代男性(第1,090例)は、最近の出境歴はなかった。21日に検査を受け、22日に喉の痛みなどの症状が出ていた。
同僚のインドネシア籍50代男性(第1,091例)は、4~10日に米国便で勤務しており、症状はなかった。15日に外出制限「居家検疫」期間終了に伴う検査を受け、陰性だった。16日に疲労や微熱の症状があったが、正午からインドネシア籍40代男性と、同居の家族のインドネシア籍10代男性(第1,090例)の3人で、台湾最大のモスク、台北清真寺(台北市大安区)のイベントに参加していた。イベントには屋内200人、屋外200人余りの計400人余りが参加していた。18日に軽い咳(せき)があり、薬を服用後に症状が改善していた。インドネシアへの一時帰国のため21日に自費で検査を受けたところ、感染が確認された。
現在把握している接触者58人は、2人(第1,090~1,091例)の感染を確認した以外は、8人が陰性、23人が検査中で、25人が検査待ちだ。
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