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作成日：2008年8月15日_記事番号：T00009576
福彦・精威・海爾、３社提携でＢＤ市場開拓
ＤＶＤドライブなどの福彦電子（フォーワールド・エレクトロニクス）、カードリーダーなどの精威科技（データファブ・システムズ）、および中国の家電最大手、海爾集団（ハイアール）の３社は、ブルーレイディスク（ＢＤ）プレーヤー市場開拓で提携することで、14日契約に調印した。15日付工商時報が伝えた。
福彦電子によると、同社がメカニカルパーツや製品の設計を担当し、精威が生産を担当、海爾が流通やマーケティングを担当する計画で、中台をＢＤプレイヤーの世界販売に向けた生産拠点とする狙いがある。製品の販売価格は１台約１万2,000台湾元（約４万2,000円）で、今年末までに30万台を出荷、来年は100万台を出荷する計画だ。
３社の提携によるＢＤプレーヤーは、ヤマハや富士通など日本のメーカーからも受託生産を受注したという。福彦電子はまた、台湾ヤマハと互いに約１％ずつ出資して提携を強化する計画だ。
ＢＤプレーヤーの世界市場での販売台数は今年100万台、2011年には8,000万台に増加すると予測されている。
