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携帯用PCBのQ3出荷、5〜10%増


ニュース 電子 作成日:2008年8月15日_記事番号:T00009580

携帯用PCBのQ3出荷、5〜10%増

 
 プリント基板(PCB)大手、華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)、欣興(ユニマイクロン)、燿華電子(ユニテック・プリント・サーキット・ボード)の第3四半期の携帯電話向けPCB出荷枚数は、前期比で5~10%の成長となりそうだ。10%以上を記録する例年の成長率よりは低いが、電子業界全体の5%と比べると高い数値となっている。15日付工商時報が報じた。
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 主要顧客のノキア向けは第2四半期、前期比10~15%増と好調だったが、第3四半期は前期並みとなる見通し。ソニーエリクソン向けは今年、一貫して不調だ。

 モトローラ向けは第2四半期が5%増だったが、第3四半期は10~15%増と顧客の中で最も高い成長率が見込める。

 米アップル向けは、「iPhone」の新型モデル
「iPhone 3G」の需要が強く、8月から受注が増えている。

 韓国のサムスン電子、LG電子向けは、第3四半期の成長率は5~10%が見込める。しかし調達枚数は月数十万枚しかなく、月100万枚以上の発注がある他の顧客と比べると貢献度は大きくない。

 中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)向けでは、第3四半期は前期並みとみられる。うち2線級ブランドでは、8~9月の需要が強く、50~100%の成長が望めそうだ。