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《新型肺炎》中華航空パイロットの相次ぐ感染、検査対象拡大は見合わせ=陳部長/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年4月29日_記事番号:T00095846

《新型肺炎》中華航空パイロットの相次ぐ感染、検査対象拡大は見合わせ=陳部長/台湾

 中華航空(チャイナエアライン)の貨物機パイロットの新型コロナウイルス感染が連日確認され、家族にも一部感染が広がっていることについて、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は28日、個別に海外で感染した可能性が高く、パイロット同士で感染が広がった形跡がみられないことから、客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)やグランドスタッフ、他の航空会社まで検査の対象を拡大しない方針を示した。29日付自由時報などが報じた。

/date/2021/04/29/18school_2.jpg鄭文燦・桃園市長(中)は市政会議で、抗体検査で陽性だった児童2人の通う小学校は5月4日までオンライン授業に切り替えると説明した(28日=中央社)

 中華航空のパイロット1,279人に対する全面検査は8割が完了した。パイロットの同居の子供、台湾籍10代男性(第1,113例)と、別のパイロットの同居の妻、台湾籍40代女性(第1,114例)の感染が確認されたほか、それぞれの子供、計3人がIgG抗体検査で陽性だった。桃園市政府衛生局の葉潔蛍・疾病管制科長は、PCR検査が陰性だったことから、感染力は弱いと指摘した。

 子供らが通う新北市林口区の康橋国際学校・林口校区と桃園市桃園区の西門国民小学(国小、小学校)、蘆竹区の錦興国小は、5月5日までオンライン授業に切り替えるなどの措置を取った。