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《新型肺炎》ワクチン公費接種の対象、乗務員などの家族を追加へ/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年4月29日_記事番号:T00095849

《新型肺炎》ワクチン公費接種の対象、乗務員などの家族を追加へ/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は29日、5月3日より新型コロナウイルス感染症ワクチンの公費接種の対象に優先順位1~3位の、▽医療関係者、▽政府機関の防疫対策に従事する職員など、▽台湾資本の航空会社の乗務員や防疫タクシーの運転手など──の同居の家族を含めると発表した。中華航空(チャイナエアライン)の貨物機パイロットの同居の家族の新型コロナウイルス感染が複数確認されたことを受けた措置だ。

 このほか、医療機関の全ての従業員を公費接種の対象とした。これまでは薬局や献血機関など、医療に携わらない従業員は対象外だった。

 指揮センターはまた、5月中旬までにワクチンの接種が可能な医療機関を195軒以上へと、現在の175軒から増やすと発表した。