AI・洋上風力・IC人材、今後3年で需要激増(トップニュース)/台湾


ニュース その他分野 作成日:2021年5月5日_記事番号:T00095908

AI・洋上風力・IC人材、今後3年で需要激増(トップニュース)/台湾

 国家発展委員会(国発会)が4日発表した21の重要産業に対する2021~23年の人材需給予測調査によると、人工知能(AI)サービス業の年間新規雇用創出は2,500人で、現在の雇用者数を13.9%上回った。21の重要産業で、最大の伸び幅だった。2位は洋上(オフショア)風力発電業の13.7%(300人)、3位はIC設計業の11.7%(4,600人)だった。いずれも2桁成長の予測で、強い人材需要がうかがえる。5日付聯合報などが報じた。

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 4位は防衛艦船業で、9.4%(年間新規雇用創出700人)、5位はデータサービス業で8.2%(4,800人)だった。

 年間新規雇用創出の人数でみると、▽保険業、1万3,800人、▽スマート機械業、8,900人、▽宿泊業、7,500人、▽通信業、5,100人、▽データサービス業、4,800人──の順だった。

 企業が今後の人材不足を予想する理由は、▽卒業者数が少ない、26.3%、▽在職者のスキルや素質がミスマッチ、26%、▽在職者の引き抜きが多い、人材の定着率が低い、16.1%──の順だった。

デジタル人材需要を反映

 国発会は11年より毎年、台湾政府が推進する重要産業を対象に、向こう3年間の人材需給を予測し、人材が必要な職種、人材不足の理由などを調査している。

 今年は▽IC設計、▽通信、▽データサービス、▽スマート機械、▽AIサービス、▽オフショア風力発電、▽太陽光発電、▽半導体材料、▽IC設計、▽食品調理、▽航空(防衛、航空宇宙を含む)、▽造船(防空艦を含む)、▽防衛艦船、▽旅行、▽宿泊、▽観光、▽銀行、▽証券、▽投資、▽先物、▽保険──に対し調査した。

 21の重要産業の職種は118項目に上り、デジタル関連が過半を占めた。デジタル人材の強い需要がうかがえる。デジタル分野の内訳は、▽研究開発(R&D)、16.9%、▽ソフトウエア、10.2%、▽エンジニア、9.3%、▽情報技術(IT)、9.3%、▽システム、5.9%──の順だった。

【表】