ニュース 社会 作成日:2021年5月5日_記事番号:T00095925
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は4日、新型コロナウイルスの感染が確認された中華航空(チャイナエアライン)のパイロットの台湾籍30代男性(第1,153例)が4月22日に英アストラゼネカ(AZ)製ワクチンを接種していたと明らかにした。ワクチン接種後に感染が確認されたのは、台湾で初めてのケースだ。5日付蘋果日報などが報じた。
ダーツバー、飛鏢運動酒吧は4日、しばらく営業を停止すると発表した(4日=中央社)
指揮センター医療応変組の羅一鈞・副組長は、AZ製ワクチンは1回目の接種の12日後に予防効果が60%となり、2回目の接種の14日後に70~80%まで予防効果が高まるとの研究結果を紹介した。
台湾籍30代男性(第1,153例)は4月22日にワクチンを接種し、25日の検査では陰性だった。5月1日に発熱や咳(せき)などの症状が現れたため検査を受け、4日に感染が確認された。
操縦士とCA、バーで接触
指揮センターは5日、台湾籍30代男性(第1,153例)が4月29日午前1時10分~午前3時25分に松山空港近くにあるダーツバー、飛鏢運動酒吧(HOMISS SOFT BAR、台北市松山区)を訪れていたと発表した。また4日、客室乗務員(キャビンアテンダント、CA)の台湾籍20代女性(第1,154例)が同行していたと明らかにした。
台湾籍30代男性(第1,153例)のCt値は13、台湾籍20代女性(第1,154例)のCt値は14と低く、感染から時間がたっていないとみられている。
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