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旺能、シリコン原料供給で新規契約


ニュース その他製造 作成日:2008年8月18日_記事番号:T00009595

旺能、シリコン原料供給で新規契約


 台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー旺能光電(デルソーラー)は15日、海外大手企業との間で、来年から1億8,800万米ドル分のシリコンウエハーの供給を受ける契約を結んだと発表した。16日付工商時報が報じた。

 旺能は長期の供給契約に慎重で、契約の発表は、今年2月のものに続きようやく2件目となる。原材不足が懸念される中、動きは域内の他メーカーに比べ鈍く、今後の業績に期待は持てないという指摘もある。

 実際、旺能の1~7月の売上高は前年同期比119%増の40億7,800万台湾元(約147億6,000万円)に達したものの、7月売上高の前月比は前月比1.6%増の6億7,000万元にとどまっている。同業の茂迪(モーテック・インダストリーズ)、益通(イートン・ソーラー)、?晶能源(ジンテック・エナジー)、新日光能源(ネオソーラーパワー)などと比べて成長率は低く、その差はますます広がっている。

 しかし旺能の技術力は高く、グループ企業からの技術や設備のバックアップもある。粗利益率は同業の中で最も大きい。