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鉄鋼・金属
作成日：2007年6月7日_記事番号：T00000960
中鋼Ｑ３輸出価格、３％引き上げへ
中国鋼鉄は、第３四半期の国内向け鉄鋼価格引き上げに続き、輸出向けも３％前後の値上げを見込んでいる。７日付工商時報が伝えた。
報道によると、同社は国際的なビレット価格高騰や海外鉄鋼各社の熱延価格引き上げの動きを受け、熱延、冷延など主要製品の輸出価格を１トン当たり10～20米ドル引き上げる見通しだ。上げ幅は国内向けの平均2.4％を上回る、３％前後が見込まれ、今月末の輸出価格会議で決定する。市場では、値上げ効果で同社の税引き前利益が通年で650億台湾元に達するとの観測が出ている。
同社の陳沢浩・業務副総経理は「国際相場の上昇傾向からみて、値上げ余地がある」と指摘した。
