ニュース 医薬 作成日:2021年5月14日_記事番号:T00096098
蔡英文・総統は13日、台湾のワクチンメーカーが開発を進めている新型コロナウイルス感染症ワクチンについて、第2相臨床試験が終わりに近づいていると説明し、7月末から供給が可能になるとの見方を示した。その上で、ワクチンの接種者が増えれば増えるほど、台湾全体の防護力が高まるとして、接種を呼び掛けた。14日付自由時報が報じた。
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)の呉秀梅・署長によると、台湾のワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)は5月初旬に被験者に対する2本目の投与を終えており、6月初旬に効果を確認した後、TFDAに報告書を提出する。専門家による審査を経て緊急使用許可(EUA)を取得すれば7月中の供給開始が可能となる見込みだ。
一方、聯亜生技開発(UBIアジア)のワクチン開発はメディゲンに比べ1カ月ほど遅れているという。ただ同社も7月中には接種可能になるとの見方を示している。
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