ニュース 社会 作成日:2021年5月14日_記事番号:T00096109
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は13日夜、ある病院から通報があり、5月9日〜10日に入院した患者の60代男性(第1,272例)と60代女性(第1,273例)の2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。指揮センターと台北市政府は14日午前に記者会見を開き、感染確認した2人が入院していたのは台北市中正区の台北市立聯合医院和平婦幼院区(和平医院)と明らかにした。2人いずれも台北市万華区の茶芸館のクラスター(感染者集団)に含まれる。聯合報電子版などが報じた。
60代男性(第1,272例)は万華区の茶芸館を訪れていた。4日に発熱や下痢などの症状で、和平医院の救急診療を受診し、重症隔離病室で治療を受けていた。9日に入院し、12日の問診で宜蘭のゲームセンターを訪れていたことが分かり、検査を受け感染を確認された。宜蘭県のゲームセンター、銀河百家楽でクラスターが発生している。
60代女性(第1,273例)は万華区の茶芸館「得意春」で勤務していた。4日に38.4度の発熱があり、クリニックを受診。咳(せき)や頭痛の症状のため、9日に和平医院の救急診療を受診し、泌尿器の感染症と診断されていた。12日になっても症状が改善しなかったことから検査を受け、感染を確認された。
台北市政府は13日より、和平医院のB6、B7病棟は患者の退院と新規受け入れを停止し、A6病棟は新規受け入れを停止した。救急診療での診察は停止し、一般診療は既に予約した患者のみに対応する。
和平医院によると、従業員50人が感染者との接触を理由とする14日間の外出制限「居家隔離」の対象となった。
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