ニュース 運輸 作成日:2021年5月17日_記事番号:T00096148
新型コロナウイルス域内感染の急増を受け、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は16日、公共交通機関の利用者に対し、ICカードの記名登録を呼び掛けた。新型コロナウイルス感染者の移動経路などの把握につなげたい考えだ。17日付自由時報などが報じた。
陳・副指揮官は、各ICカードの運営会社の公式サイトで記名登録できると説明した(16日=中央社)
指揮センターの陳宗彦・副指揮官は、台北、新北市の通勤者の大半は▽悠遊卡(イージーカード)、▽一卡通(Iパスカード)、▽愛金卡(icash)──など記名式のICカードで台北都市交通システム(MRT)やバスを利用しているが、記名登録を済ませている割合はわずか3割と指摘した。
台湾鉄路(台鉄)は15日、台北市・新北市の防疫レベルが第3段階に引き上げられたことを受け、▽汐止、▽台北、▽万華、▽板橋、▽樹林、▽鶯歌、▽桃園──の7駅で28日までホームへの入場制限を実施すると発表した。平日の午前7~9時、午後5~7時にホームの入場者数が収容人数の半分に達した場合、改札口で入場を規制する。
台鉄はこのほか、15日より指定席特急列車の立ち席券販売を停止し、ICカードによる指定席特急列車への乗車も禁止した。
台鉄の17日午前7時半~8時半の利用者は台北駅などで通常の半分に減少した。
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