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《新型肺炎》新型コロナ市中感染拡大、中華航空と関連性/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月18日_記事番号:T00096180

《新型肺炎》新型コロナ市中感染拡大、中華航空と関連性/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は17日、台北市万華区を訪れたことがあり、新型コロナウイルス域内感染が確認された男性の発症日を4月6日から、5月14日に訂正すると発表した。専家諮詢小組(専門家諮問グループ)の張上淳・召集人は、最近の市中感染はいずれも中華航空(チャイナエアライン)関連と同じ英国変異株で、感染経路がつながっているとの考えを示した。18日付自由時報などが報じた。

 指揮センターによると、男性は4月6日に鼻水などの症状が出たが、服薬やクリニック受診で回復した。4月30日と5月10日に台北市万華区を訪れ、その後は症状がなかった。14日に検査を受け、感染が確認された。

 指揮センターは、2回のPCR検査のCt値は35と27未満で、IgM抗体検査、IgG抗体検査は陰性だったため、最近感染したと判断できると説明した。

 中華航空関連の感染者のうち最も早い発症日は4月16日だった。当初、男性の発症日が4月6日と、中華航空関連の感染者よりも早かったため、別の感染経路で感染が広がっているのではと懸念されていた。