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《新型肺炎》新北市・台南市など、簡易検査場を増設/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月18日_記事番号:T00096181

《新型肺炎》新北市・台南市など、簡易検査場を増設/台湾

 新型コロナウイルス域内感染者の急増を受け、新北市政府は17日、新北市立聯合医院板橋院区に同市初の簡易検査場を設置した。正午には定員の200人に達した。18日に定員を300人に拡大する。新北市政府衛生局は、感染が深刻な地域2カ所に簡易検査場を増設すると表明した。18日付聯合報が報じた。

/date/2021/05/18/18test_2.jpg新北市立聯合医院板橋院区の簡易検査場では、18日より午前8時と午後1時に整理券を配布する(17日=中央社)

 黄偉哲・台南市長は17日、衛生所など市内30カ所以上に簡易検査場を増設すると表明した。

 彰化県では新型コロナウイルスへの感染が確認された女性が8日に県内の全国麗園大飯店(花壇郷)で開かれた結婚披露宴に参加していたことが明らかになり、彰化県政府衛生局が16日、披露宴の出席者など1,300人に対し、体調不良の症状があれば22日までに検査を受けるよう呼び掛けたところ、16日夜に100人以上が衛生福利部(衛福部)彰化医院(埔心郷)に殺到し、簡易検査場を増設して対応した。

 簡易検査場に人が殺到すれば、感染のリスクが高まる恐れがある。ある医師は、政府は市民が迅速検査キットを直接購入できるよう規制を緩和すべきと訴えた。台湾では衛福部の認可を受けたメーカー10社余りが迅速検査キットを生産しているが、現行法では医師を通じてしか使用できない。