ニュース 医薬 作成日:2021年5月20日_記事番号:T00096219
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)によると、これまでに台湾各地で少なくとも8カ所の病院で新型コロナウイルス感染症の感染者が見つかり、うち3カ所では院内感染が確認された。20日付聯合報が伝えた。
これまでに院内感染が確認されたのは、亜東紀念医院(新北市板橋区)、仁恵婦幼医院(高雄市鳳山区)、台北市の血液透析センター1カ所。うち、亜東医院での感染者数は当初伝えられた7人から14人に増えた。
19日には台北市の血液透析センターで新たにクラスター(感染者集団)の発生が報告された。同センターでは人工透析患者1人が陽性となったあと、簡易検査キットによる検査で3人の陽性が判明した。現在職員11人、患者67人について、感染者との接触を理由とする14日間の外出制限「居家隔離」措置を取り、検体採取を進めている。
このほか、台湾大学医学院附設医院(台大医院)、台北栄民総医院(台北市北投区)、台北市立聯合医院松徳院区(台北市信義区)では非医療従事者が感染。台北医学大学附設医院(台北市信義区)と三軍総医院松山分院(台北市松山区)では医療従事者の感染が確認された。
和平医院、また患者が感染
台北市立聯合医院和平婦幼院区(和平医院、台北市中正区)は20日、入院患者が新型コロナウイルスに感染していたとして、外来診療を28日まで停止すると表明した。和平医院によると、院内感染は発生していない。和平医院は13日にも入院患者2人の感染が確認されていた。
汐止国泰綜合医院(新北市汐止区)は20日、救急診療の医師が新型コロナウイルスに感染していたとして、救急診療の受け入れを停止した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722