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兆豊金控、債権回収で大衆電信などに強硬措置


ニュース 金融 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009625

兆豊金控、債権回収で大衆電信などに強硬措置


 兆豊金融控股は、大衆電信(FITEL)に対する短期債権1億3,000万台湾元(約4億6,000万円)のうち、3,000万元が期限までに償還されていないとして、今月15日に内容証明郵便を送り、返済を求めるとともに大衆電信と保証人の国衆電脳が担保として差し入れた1億900万元の定期預金を差し押さえた。19日付工商時報が伝えた。
   
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 資金繰りに苦しむ大衆電信は、増資が難航している上、兆豊金控から債務償還を求められ、苦しい立場に追い込まれた。残る1億元の短期債務も今月末に返済期限を迎える。

 保証人となっていた国衆電脳(LEO)は18日、兆豊金控の大衆電信に対する融資の返済が不履行となった場合、最大で9,000万元の損失が生じる可能性があるとして、大衆電信に補償を求めていく方針を明らかにした。