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宝来投信、台湾と香港のETF相互上場へ


ニュース 金融 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009626

宝来投信、台湾と香港のETF相互上場へ


 宝来投信の劉宗聖総経理は、香港H株(中国登記企業の香港上場銘柄)の上場投資信託(ETF)を台湾で、台湾のETFを香港でそれぞれ上場させる方針を明らかにした。証取間の調整が前提となるが、早ければ年内にも台湾と香港のETF相互上場が実現する。19日付工商時報が伝えた。

 証取間の交渉はやや進展が遅れており、9月にも相互上場を目指した当初計画は遅れる見通しだが、劉総経理は「年内にも台湾で香港H株のETF上場が実現する」との見方を示した。このほか、香港の資産顧問会社4社が台湾を訪問し、投資家の趣向を調査する予定で、今後のETF発行を視野に入れている。

 宝来投信は現在、ETF市場を積極的に開拓しており、18日には同社で7銘柄目となるETF「宝来新台湾ファンド」を上場させた。台湾市場で上場するETFとしては11銘柄目となる。7月末時点で台湾におけるETFの資産規模は700億台湾元(約2,460億円)を突破した。