中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は22～24日、942人の新型コロナウイルス域内感染を確認したと発表した。またシステム登録が遅れていたとして、14日以降の域内感染者に826人を追加した。

　22日に発表した域内感染は321人、追加は400人で計721人。県市別でみると、▽新北市、384人、▽台北市、269人、▽桃園市、20人、▽台中市、11人──など。感染経路は▽台北市万華区に立ち寄り、258人、▽万華区の茶芸館関連、100人──などだった。121人はこれまでの感染者と関連が不明で、155人が調査中だ。発症日、検査日は10～21日。

　23日に発表した域内感染は287人。県市別でみると、▽新北市、142人、▽台北市、77人、▽桃園市、23人──などだった。発症日は６～22日。追加は170人で、▽台北市、88人、▽新北市、73人、▽彰化県、６人──などだった。発症日は４月25日～５月22日。計457人の感染経路は▽万華区に立ち寄り、161人、▽万華区の茶芸館関連、25人──など。70人はこれまでの感染者と関連が不明で、66人が調査中だ。

　24日に発表した域内感染は334人。県市別でみると、▽新北市、177人、▽台北市、99人、▽桃園市、19人、▽彰化県、12人──などだった。発症日は10～23日。追加は256人で、▽台北市、148人、▽新北市、99人、▽桃園市、６人──などだった。発症日は14～22日。計590人の感染経路は▽万華区に立ち寄り、200人、▽万華区の茶芸館関連、34人──など。101人はこれまでの感染者と関連が不明で、105人が調査中だ。

累計4917人・死者29人に

　22～24日に発表した域内感染942人、追加の感染確認者826人、海外で感染したとみられる輸入症例10人を合わせ、台湾での感染確認者は累計4,917人となった。内訳は、輸入症例が1,116人、台湾での域内感染が3,748人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が２人、感染経路不明が１人、感染経路調査中が14人。９人（第530例、第1,589例、第1,591例、第1,676例、第1,886例、第2,067例、第2,068例、第2,528例、第2,530例）は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計29人。