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緑能が9.5億米ドル受注、来年から出荷開始


ニュース その他製造 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009631

緑能が9.5億米ドル受注、来年から出荷開始

 
 大同集団傘下の太陽電池用多結晶シリコンウエハー最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は18日、域内外の顧客から9億4,700万米ドルの受注を獲得、来年から出荷を開始すると発表した。19日付経済日報が報じた。

 契約の発注元は、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)傘下の太陽電池メーカー、旺能光電(デルソーラー)およびインドのメーカーと経済日報は推測している。緑能によると、今回の契約期間は来年から2016年までで、既に原料の多結晶シリコン(ポリシリコン)は確保しているという。

 同社が今年に入って獲得した受注は、今回を含めて3件、765億元相当に上る。今後9年の売上高は昨年の1.6倍の年平均85億台湾元(約300億円)に上る見込みだ。また、まだ正式な契約に至っていない200億元分の受注見込みを加えると、域内太陽電池関連メーカーとしては初めて、受注総額が1,000億元近くに上ることになる。

 同社の7月売上高は、前年同月比66.6%増、前月比3.85%増の8億1,000万元で、13カ月連続で過去最高を更新した。1~7月の売上高は前年同期比132.5%増の50億1,700万元だった。