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豊興の鉄筋価格、2千元値下げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009637

豊興の鉄筋価格、2千元値下げ

 
 鉄筋大手、豊興鋼鉄は18日、鉄筋価格を1トン当たり2,000台湾元値下げし、1トン2万6,500元(約9万3,000円)とした。今年2月23日以来で最低の価格となる。また形鋼価格も1トン当たり2,000元値下げし、2万7,500元とした。スクラップ鋼の買取価格は1トン当たり1,500元値下げし、1万2,800元とした。19日付蘋果日報が報じた。
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 豊興によると、今回の鉄筋の値下げは原料のスクラップ鋼価格の大幅な下落に応じたもので、需要を喚起する狙いがある。

 豊興によると、国際市場が安定してきたことから、スクラップ買取価格の下落はしばらく止まるもようだ。 

 証券会社は、各メーカーの在庫が減少していることを需要回復の兆候とみており、第4四半期のハイシーズンが到来することから、鉄筋各社の業績は好転すると予測している。また、9月に予定される鉄筋の輸出再開で引き合いも増加すると見込まれる。一方、アジア最大の鉄筋需要国である中国の動向に、市場が左右されるという見方もある。