ニュース 医薬 作成日:2021年5月27日_記事番号:T00096371
新型コロナウイルスの市中感染が特に深刻な台北市と新北市では、陰圧隔離治療室や集中治療室(ICU)が満室に近づくなど医療資源が逼迫(ひっぱく)しており、既に台北市と新北市からそれぞれ入院治療が必要な患者20人が新竹地区、彰化県、台中市などの医療機関に移送されている。また、26日には、台北市と新北市から軽症者など約200人が彰化県の集中検疫所に移送された。27日付自由時報が報じた。
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)医療応変組の羅一鈞・副組長は、台北市と新北市の医療機関では使用可能な病床を捻出するため、1室に2人収容できるようにしたほか、隔離解除の基準を緩和したと説明した。現在、全県市にある感染者用の病床は計3,849床で、今後、病床数の増加に伴い、北部の重症患者が近隣都市や中南部に移送されるケースも増えていくと指摘した。
一方、指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、台北市と新北市の医療資源が逼迫していることは事実だが、医療崩壊は絶対にないと強調した。
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