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天鵬盛電子、来年にも回帰上場


ニュース 電子 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009639

天鵬盛電子、来年にも回帰上場


 MP3、MP4プレーヤー業界で世界3位の台湾系企業、天鵬盛電子(本部・中国広東省深圳市、キーンハイ)が来年にも台湾で店頭市場に上場する見通しとなった。19日付工商時報が伝えた。

 富邦証券は天鵬盛電子と回帰上場に関する意向書を取り交わしており、同社は年内に興櫃市場(未公開株取引市場)に登録した上で、来年にも店頭市場で上場を目指す。

 天鵬盛電子は当初香港上場を計画していたが、台湾の政治経済情勢が変化し、中国進出企業の回帰上場を奨励し始めたため、先月末の取締役会で台湾での上場を決議した。

 天鵬盛電子は本部と工場が深圳にあり、MP3、MP4プレーヤーの受託生産を手掛け、世界シェアは25%に達する。顧客にはフィリップスなど欧州系大手メーカーが多い。昨年の出荷台数は600万台。