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光ディスク業界「多事の秋」、プロディスクは再建計画提出へ


ニュース 電子 作成日:2008年8月19日_記事番号:T00009640

光ディスク業界「多事の秋」、プロディスクは再建計画提出へ

 
 光ディスクメーカーは「多事の秋」を迎えそうだ。精チョウ科技(プロディスク・テクノロジー、チョウはいしへんに蝶のつくり)は8月初めに会社更生手続きを申請した後、債券銀行団との協議を進めており、9月上旬までに再建計画書を提出する見通しだ。19日付工商時報が伝えた。

 プロディスクは裁判所から債務凍結の緊急処分が認められたことを受け、台湾銀、兆豊銀など債権銀行団との協議を進めている。同社は「川上の原材料メーカーとは長期にわたる協力関係があり、難関を乗り切るための十分な支持が得られる」としている。

 一方、巨擘科技(プリンコ)はオランダ家電大手のロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスとの特許権訴訟で敗訴したことを不服として、上訴する構えを示した。

 また、DVDディスクメーカーの遠茂光電(オプトディスク)は18日、会社更生手続きの申し立てが裁判所に認められたと発表した。債権などの整理を進めた上で、10月17日に関係当事者会議を開催する予定だ。