ニュース 医薬 作成日:2021年5月31日_記事番号:T00096421
新型コロナウイルスの市中感染が拡大し、企業の間で、新型コロナウイルス検査キットの自社購入を求める声が高まる中、中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は28日、医療従事者が検査を実施するという条件付きで企業の自社購入を認めると発表した。29日付自由時報などが報じた。
指揮センターの陳宗彦・副指揮官は、企業に対して、医療機関と協力するよう助言した。また、経済部に対して、企業と関連の計画を協議した上で指揮センターに提出するよう求めた。
指揮センターの荘人祥・報道官は、企業は▽簡易検査で陽性と判明した従業員の隔離場所を確保する、▽簡易検査の陽性事例を報告し、PCR検査でも陽性かを確認する──必要があると説明した。
TSMC、南科に設置
このほか、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が設立した公益法人、「台積電慈善基金会(TSMCチャリティー基金)」は28日、台湾全土に設置を計画するゼロ接触の簡易検査所8カ所のうち、1カ所目を南部科学園区(南科)台南園区の西拉雅(シラヤ)公園駐車場(台南市新市区)で稼働を開始した。
また、経済部幹部は28日、新竹科学園区(竹科)に入居する企業の従業員と同居家族を対象に簡易検査とPCR検査を実施する検査所を6月に同園区に設置すると明らかにした。運用が順調にいけば他の科学園区や工業区にも設置する。
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