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作成日：2008年8月19日_記事番号：T00009645
台達電、ＬＥＤ上・中流メーカーに出資へ
電源アダプタ最大手、台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）は発光ダイオード（ＬＥＤ）産業の上・中流メーカーに出資する方針で、今年末までに具体案をまとめる。海英俊執行長（ＣＥＯ）が18日、業績説明会で明らかにした。同社は、下流ＬＥＤパッケージングメーカーの艾迪森光電（エジソン・オプト）に４％を出資した実績がある。19日付工商時報が伝えた。
同社は第２四半期、原料価格の高騰などから、連結粗利益率が前期の18.5％から17％に下がったが、純利益は前期比8.8％増の28憶2,700万台湾元（約100億円）だった。上半期の粗利益率は17.7％で、前期の21.8％から4.1ポイント下がった。純利益は54億2,500万元だった。
同社は昨年、売上高の53％を電源アダプタが占めたが、今年上半期は59％に拡大した。電源アダプタの割合は下半期、さらに拡大する見通しだ。液晶テレビ用だけでも通年で2,000万個を出荷する可能性もあると見込んでいる。
