ニュース 電子 作成日:2021年6月4日_記事番号:T00096516
中央社電によると、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)は、4日午後7時より48時間、台湾の工場区の稼働を全面停止する。新竹総本部を含め、消毒作業を行う。
KYEC工場での感染拡大を受け、竹南鎮の方進興・鎮長(右2)は3日、竹南工場の外国人従業員の外出を一時的に制限すべきだと訴えた(3日=中央社)
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)の4日発表によると、3日までにKYEC従業員の台湾籍8人、フィリピン籍59人の計67人の感染が確認された。
苗栗県政府衛生局は、外国人従業員が入居する宿舎でクラスターが発生したと判断し、3日より全社7,300人に検査を行っている。同日午後6時までに1,300人を検査し、32人が陽性だった。陽性率は約2.46%。
近隣のメーカーは警戒を強めている。液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は竹南工場で8日までテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)と分散勤務を実施するほか、外国人従業員に対する簡易検査を行う。
同業の友達光電(AUO)は、簡易検査の実施方法を検討すると表明した。
新北市でも8人
このほか、印刷会社の彩之坊科技(トップカラー)と先施印通(アストラル・プリント)の新北市中和区の工場でも外国人従業員計8人の新型コロナウイルス感染が確認された。
新北市政府によると、両工場の外国人従業員は計57人で、うち41人は検査で陰性だった。残り8人は検査の結果待ちだ。
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