ニュース 商業・サービス 作成日:2021年6月8日_記事番号:T00096587
経済部は7日、商業・サービス業向けの新型コロナウイルス打撃緩和策に基づく申請受付を開始した。総額は427億台湾元(約1,700億円)規模で、売上高が50%以上減少した事業所は正社員1人当たり4万元の補助を受けられる。8日付自由時報などが伝えた。
対象は、▽飲食、▽娯楽、▽卸小売り、▽倉庫、▽自動車修理、▽クリーニング、▽理容・美容──など110業種で、8月末までの期間、補助枠がなくなるまで申請を受け付ける。
具体的には5月から7月までの任意の1カ月の売上高が3~4月の平均売上高または2019年の同月の売上高に比べ50%以上減少した場合が補助対象となる。
初日には477件の申請が受理され、5,933件が申請手続き中となっている。最終的に100万人が支援を受ける見通しだ。
経済部関係者は「5月上旬は景気が比較的良好だったため、補助基準に達しないケースがあるとみられ、6月の売上高で申請する必要が出てくる」とし、受付開始時に申請が一気に殺到することはないとの見方を示した。
自営業者も申請開始
今回の打撃緩和策は、業種別労働組合で社会保険に加入し、特定の雇用主がいない勤労者や自営業者も対象になり、7日からオンラインで申請受付が開始されたが、アクセスが集中し、システムはつながりにくい状態となった。対象は84万人余りで、申請は7月5日まで受け付ける。
交通部はタクシー、観光バスの運転手などに対する1人当たり3万元の手当支給を決め、4日以降、続々と手当が口座に振り込まれている。合計で8万2,000人に総額24億6,000万元が支給される見通しだ。
【ワイズPRです】
在台日系企業利用率ナンバーワンの労務サービス「ワイズ労務顧問会員」が、『コロナ禍における労務管理』情報を、ワイズニュースで毎日連載中!
ホームページでも公開しています。
検索は「労務顧問会員、コロナ」
【在台日系企業・日本人向けPRを募集しています】
https://www.ys-consulting.com.tw/service/pr/index.html
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722