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《新型肺炎》新型コロナ致死率2.8%、世界平均上回る/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年6月9日_記事番号:T00096623

《新型肺炎》新型コロナ致死率2.8%、世界平均上回る/台湾

 台湾では新型コロナウイルスの市中感染が急拡大した5月11日から6月8日までに計1万413人の感染が確認され、うち296人が死亡した。致死率は約2.8%と過去最高を記録し、世界平均の2.1%を上回った。9日付聯合報などが報じた。

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)専家諮詢小組(専門家諮問グループ)の張上淳・召集人は、死者の90%以上は60歳以上で、83%に慢性疾患があったと指摘。また、感染急拡大により重症患者の治療に影響があり、致死率が高まったとの見方を示した。

 このほか、指揮センターの統計によると、台湾全土の新型コロナウイルス感染者用病室5,499室のうち2,412室が使用されており、空床率は約55%となっている。台北市と新北市では計1,847室のうち1,576室が使用されており、271室の余裕がある。