ニュース 商業・サービス 作成日:2021年6月10日_記事番号:T00096624
焼き肉居酒屋チェーン「乾杯」は9日、高級和牛などの焼き肉セットが毎月1回、自宅に届くサブスクリプションサービス「宅家乾杯(クラウドKanpai)」を開始した。1カ月3,600台湾元(約1万4,000円)からの1年コースと、3,900元からの半年コースがある。申し込むと、専用グリルやトング、乾杯のロゴ入り取り皿やお手拭き、エプロンなどがもらえる。新型コロナウイルスの市中感染拡大で飲食店の店内飲食禁止が続く中、自宅で外食気分が楽しめそうだ。10日付工商時報が報じた。
乾杯の店舗と同じ味が自宅でも楽しめるよう、調理の秘訣を動画で配信する(乾杯提供)
乾杯は、「あなたが店長」と銘打っており、「入社費」3,600元を支払い、希望のコースに申し込むと、煙の匂いや油ハネを防ぐ専用グリルやトングなどの器具一式や取り皿など14点、7,200元相当が贈呈される。
焼き肉セットは「乾杯人気焼き肉セット」と「乾杯豪華焼き肉セット」の2種類。乾杯の店舗と同じ、オーストラリア産の和牛や台湾産の鶏肉などのほか、特製だれや薬味も含まれる。
「乾杯人気焼き肉セット」は、1年コースが月3,600元、半年コースは月3,900元。▽肩ロースステーキ、300グラム、▽特選カルビ、90グラム、▽上カルビ、90グラム、▽カルビ、180グラム、▽角切り、90グラム、▽上ゲタカルビ、180グラム、▽穀物牛の牛タン、150グラム──など。
「乾杯豪華焼き肉セット」は、リブロースステーキ250グラムなどにアップグレードされ、1年コースが月4,600元、半年コースは月4,980元。
乾杯集団は、今後、和牛鍋料理「黒毛屋」などの傘下ブランドでも、サブスクリプションサービスを提供すると説明した。
高級店のサブスク続々
6月28日まで1カ月以上、新型コロナウイルス防疫レベル第3段階(レベル3)で飲食店の店内飲食禁止が続く中、飲食業界でサブスクリプションサービスが広がっている。
台北市信義区のプライムリブ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ台北」は、看板メニューのプライムリブやステーキ、ハンバーガーなどが計6食が2週間で味わえるテイクアウト・デリバリーサービスを提供している。料金は5,490元で、定価の4割引きとなる。
ホテル大手、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、FIH)の潘思亮・董事長は、レストラン部門がサブスクサービスを研究開発(R&D)していると説明した。
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