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新日光能源、独セントロサームと提携


ニュース その他製造 作成日:2008年8月20日_記事番号:T00009665

新日光能源、独セントロサームと提携

 
 太陽電池メーカーの新日光能源科技(ネオ・ソーラー・パワー)は19日、独太陽電池関連設備メーカーのセントロサーム・フォトボルタイックスと研究開発(R&D)面での提携に関する覚書を交わした。20日付工商時報が伝えた。

 今回の共同開発計画は投資額が1億台湾元(約3億5,000万円)で、2011年に量産を見込む太陽電池のエネルギー変換効率を単結晶で20%以上、多結晶で18.5%以上に引き上げることが目標。太陽電池の生産プロセスや太陽光吸収部の構造などを見直し、変換効率の大幅な改善を目指す。

 同社の洪伝献総経理は「実験室では24~25%の変換効率を達成しているが、さまざまな原因で量産化できていない。今回の研究でコストを削減を図りたい」と述べた。

 一方、同社は当初9月に株式上場を計画していたが、係争中の訴訟案件があるため、上場時期が年末にずれ込む見通しとなった。