ニュース 医薬 作成日:2021年6月11日_記事番号:T00096658
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官を務める陳時中・衛生福利部(衛福部)長は10日、台湾が英アストラゼネカ(AZ)と昨年、台湾での新型コロナウイルス感染症ワクチン受託生産に向けて交渉を行ったが、不調に終わった事実を認めた。11日付中国時報が報じた。
陳部長(左)は、アストラゼネカとの交渉が不調に終わったもう一つの理由として、「誰かが嫌がったようだ」と、中国の妨害を示唆した(10日=中央社)
これに先立ち、郭正亮・元立法委員は、アストラゼネカが台湾へのワクチン1億回分の生産委託を打診したが拒否されたと暴露。陳部長は事実関係を大筋で認めた格好だ。
陳部長は「アストラゼネカが要求する数量では生産ラインを独占してしまい、台湾にとって困難だった。それに、台湾ではそれほどの量は消化できないと考えた」とした上で、「交渉の最終段階では、台湾が1億回分の受託生産で協力を希望したが、アストラゼネカは最低3億回分を希望。困難だと判断し、条件面で合意に至らなかった」と説明した。
陳部長はまた、現在はモデルナとワクチンの受託生産に向けた交渉を行うことを希望していると説明した。
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