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《新型肺炎》新型コロナ感染の医師が死亡、ワクチン接種後に/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年6月11日_記事番号:T00096664

《新型肺炎》新型コロナ感染の医師が死亡、ワクチン接種後に/台湾

 新北市三重区の診療所の70代医師が新型コロナウイルスに感染し、9日に亡くなったとの情報について中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は10日、事実と認めた。新型コロナによる医療従事者の死亡は台湾で初めて。11日付聯合報などが報じた。

 指揮センターの荘人祥・報道官によると、この医師は5月31日に英アストラゼネカ(AZ)製の新型コロナワクチンを接種していた。高血圧や糖尿病など慢性疾患があった。咳(せき)や呼吸が荒くなるなどの症状が出ていた。1週間後の今月9日夜に自宅で転倒し、搬送先の病院に到着する前に息を引き取った。検査の結果、新型コロナ感染が確認された。

 自由時報によると、この医師は、新型コロナ患者を診療したことがあり、感染経路の可能性がある。

 

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