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《新型肺炎》「ワクチン接種はメリット大」、死亡例受け呼び掛け/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年6月18日_記事番号:T00096760

《新型肺炎》「ワクチン接種はメリット大」、死亡例受け呼び掛け/台湾

 中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は17日、新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種した高齢者が死亡するケースが報告されていることに関連し、「ワクチン接種はメリットがデメリットより大きい」として、引き続き接種を呼び掛けた。18日付工商時報が報じた。

 台湾では今週から75歳以上の高齢者に対するワクチンの優先接種が始まり、2日間で14万回の接種が行われた。アストラゼネカ(AZ)製ワクチン接種後の死亡例11例のうち、75歳以上の高齢者は8例で、大部分は慢性疾患があった。

 陳部長は接種後の死亡例について、「台湾が海外より深刻ということはないが、死因がワクチンと関係していることは排除できず、救済専門家委員会と協議する」と述べた。

 ワクチンによる副反応で死亡した場合、衛生局への救済申請が可能だ。ワクチンが原因と断定された場合には50万~600万台湾元(約200万~2,400万円)、ワクチンが原因とは断定できない死亡例には30万~350万元の給付が行われる。審査は衛生福利部の予防接種受害救済審議小組(予防接種による被害者救済審議グループ)が行い、審査には3~5カ月を要する。

 

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