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モセル、頂晶への長期供給契約締結


ニュース その他製造 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009720

モセル、頂晶への長期供給契約締結


 台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)は21日、発光ダイオード(LED)関連メーカーの鼎元光電科技(タインテック)傘下、太陽電池モジュールの頂晶科技(タインソーラー)に多結晶シリコン(ポリシリコン)型太陽電池を供給する3年契約を結んだと発表した。22日付工商時報などが報じた。

 契約期間は2009~11年で、契約額は26億台湾元(約90億円)。茂矽が6インチの多結晶シリコン型太陽電池を頂晶に供給、頂晶は太陽電池モジュールとして製品化して販売する。

 茂矽は昨年から今年にかけて、中国江蘇省蘇州市の江西賽維LDK太陽能高科技(LDKソーラー)や韓国ネクソロン(Nexolon)、中美矽晶電子(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ)から太陽電池向けシリコンウエハーの供給を受ける契約を結び、原料を確保している。

 茂矽は昨年8月に年産能力30メガワット(MW)の生産ラインで量産を開始した。今年8月から稼働した2本目の30MWのラインでは、第3四半期中に量産を開始する予定だ。