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中鋼のベトナム薄形鋼板工場、環境アセス審査を通過


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009724

中鋼のベトナム薄形鋼板工場、環境アセス審査を通過

 
 中国鋼鉄(CSC)が住友金属工業と合弁でベトナム南部バリアブンタウ省に建設を計画している薄形鋼板工場は、既に環境影響評価(環境アセスメント)に対する審査を通過した。間もなく投資および工場建設許可が得られ、用地の取得手続きを終えた後、遅くとも年内には工場建設に着手するもようだ。22日付工商時報が報じた。

 同計画は、ベトナム市場の先行きを好感する中鋼が、住友と合弁で11億5,000万米ドルを投じて年産160万トンの生産能力を持つ工場を設置するもの。持ち株比率は中鋼51%、日本側35%となっている。

 また中鋼は、陽明海運(ヤンミンライン)が同国で計画するコンテナ埠頭(ふとう)設置に対し、ベトナムでの薄形鋼板工場設置計画にとって、将来原料の輸入および製品の輸出に有利だとして「参画を積極的に検討する」と表明した。