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「鬼月」もセール、輸入車販売で慣例破り


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009727

「鬼月」もセール、輸入車販売で慣例破り

 
 自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月1日~30日)には値下げセールや新車発表を行わないというのが自動車業界の不文律だが、在庫の高まりに耐えかねた輸入車販売代理店では、最大40万台湾元(約140万円)の割引が実施されている。22日付工商時報が報じた。
 
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 英ランドローバー、ジャガーの代理店、福特六和企業集団傘下の九和汽車の幹部によると、型式や年式によっては10万~40万元の割引を行っている。同社の2008年式の在庫台数は147台だ。

 裕隆汽車は21日、7月に発売したばかりの、仏ルノーのメガーヌ(排気量1,900cc、ディーゼルエンジン)を約6万2,000元(5.92%)値下げすると発表した。また、月払額9,999元のローンも用意している。同社によると、1~7月の販売台数はわずか170~180台だった。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)系の裕隆通用汽車は、独オペル車の購入者に10万元分のガソリン券を贈呈しているという。

 8月1~20日の市場全体の自動車販売台数は、前年同月比81%減の3,291台だった。自動車業界では、同業組合の車両公会などを通じて尹啓銘経済部長など政府に支援を求めることを決定した。