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作成日：2008年8月22日_記事番号：T00009730
ブラックベリー、企業向けに０元キャンペーン
台湾大哥大（タイワン・モバイル）は21日、カナダのリサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）社のスマートフォン、ブラックベリー（中国語名・黒苺機）４タイプを企業ユーザー向けに０台湾元で提供すると発表した。同製品の購入には、月額1,499元（約5,200円）のデータ通信プランの契約を結ぶ必要がある。今回のキャンペーンは同社が単価の高いスマートフォン価格を下げることで、市場を拡大したいという意図があるとみられる。キャンペーンは即日開始、10月末まで。22日付経済日報が報じた。
０元で提供されるブラックベリーは「パール 8120」、「カーブ 8300」、「8707g」、「8700g」の４タイプ。従来の価格は約１万4,000～１万7,000元で、1,000社以上の企業顧客を獲得していた。台湾大哥大では、キャンペーンを通じて、年内にブラックベリーのユーザー数を１万件まで増やしたい考えだ。
域内では台湾大哥大が独占販売するブラックベリーは、企業のメールサーバーに届いたメールが即時に端末に配信される「プッシュメール」機能や、すべてのデータを圧縮して転送速度を高める方式を採用しており、時間と費用を節約できるという。また、企業秘密や個人情報が漏れないようハイレベルな防御システムを採用しているという。
