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インテルのMID次世代CPU、台湾企業に利益


ニュース 電子 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009731

インテルのMID次世代CPU、台湾企業に利益

 
 米インテルはこのほど、ロサンゼルスで開催した開発者向け会議「インテル・デベロップメント・フォーラム」(IDF)のモバイル・インターネット機器(MID)専門フォーラムで、MID向けの次世代CPU「ムーアズタウン」(開発コードネーム)が早ければ来年にも導入されるのに伴い、半導体業界で応用の動きが広がっていくとの見方を示した。22日付電子時報が報じた。

 次世代CPUをパソコンや携帯デバイスに応用する動きが業界内で広がるとみられ、台湾でも仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)、英業達(インベンテック)など関連機器の生産に意欲を示している。大手メーカーは来年上期にも台湾企業を含む受託生産業者と交渉を開始するとみられ、MID需要が新たな収益源として浮上しそうだ。

 インテルのモバイル・プラットフォーム事業群のチャンドラセケル社長は「MIDはコミュニケーション統合の時代を迎える」と語り、MID普及の鍵となる支援ソフトウエアの開発が順調に進んでいること歓迎の意を表した。