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南茂、メモリ不振で7年ぶり赤字


ニュース 電子 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009735

南茂、メモリ不振で7年ぶり赤字

 
 台湾茂矽電子(モセル・バイテリック)と矽品精密工業(SPIL)の合弁によるパッケージング・テスティング(封止・検査)メーカーである南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)は、メモリ市場の不振から第2四半期に2,100万米ドルの純損失を計上した。同社の四半期ベースの赤字は約7年ぶり。22日付経済日報が報じた。
 
 同社の第2四半期の売上高は1億5,800万米ドル。粗利益率は7.2%で第1四半期の9.1%からは1.9ポイントの低下で、前年同期の27.6%からは大幅な低下となった。上半期通期の純損失は1,400万米ドル。

 同社はDRAM、フラッシュ、およびドライバICなどの封止・検査を行っており、7割以上をDRAMなどメモリ製品が占める。力晶半導体(PSC)や米マイクロン・テクノロジーなどが主な顧客だ。

 第3四半期の見通しについて同社では、売上高は前期比で0~6%減少し1億4,900万米ドル~1億5,900万米ドルとなると予測している。粗利益率は2.5~5.5%の予想だ。