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《新型肺炎》メディゲンのワクチン、約26万回分の検査完了/台湾


ニュース 医薬 作成日:2021年8月3日_記事番号:T00097574

《新型肺炎》メディゲンのワクチン、約26万回分の検査完了/台湾

 衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)は2日、ワクチンメーカー、高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)の新型コロナウイルス感染症ワクチン「MVC-COV1901」の第1ロット26万5,528回分の検査と封緘が完了したと発表した。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛福部長は、50万~60万回分の検査と封緘が完了後、分配を開始すると表明した。3日付自由時報が報じた。

/date/2021/08/03/09vaccine_2.jpg検査と封緘が完了したメディゲンの新型コロナワクチン。有効期限は6カ月(2日=中央社)

 陳・衛福部長は、メディゲンのワクチンは検査回数、ロット数のいずれもまだ不十分で、書類の追加提出を求める可能性も高いと説明した。

 TFDA研究検験組の許家銓・科長は、メディゲンのワクチンの検査と封緘には少なくとも5週間以上かかるとの見通しを示した。

 なお、メディゲンのワクチンがTFDAの緊急使用許可(EUA)を取得する前に第1ロットの一部が検査のために送付されていたことが物議を呼んでいるが、陳・衛福部長は、現在は非常時であり、EUA取得後に生産、検査を開始していては半年の遅れが生じると説明した。

 

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